人びとよ，あなたがたの主を畏れなさい。（審判の）時の震動は，全く一重大事である。
その日あなたがたは見るだろう。凡ての哺乳する者は，哺乳することを忘れ，凡ての妊婦はその胎児を流し，また人びとは酔わないのに，酔いしれたように見えよう。思うに，アッラーの懲罰が厳しいからである。
だが人びとの中には，知識もなくアッラーに就いて批判する，反抗的な悪魔などに従う者もいる。
かれ（悪魔）に就いては，こう定められる。「誰でもかれを友とする者があれば，かれはその者を迷わせて，炎の懲罰に導くのである。」
人びとよ，あなたがたは復活に就いて疑うのか。われがあなたがたを創るさいには先ず土から始め，次いで精液の一滴，次いで血の固まりとし，更に形をなした。また形をなさない肉魂から（あなたがたを創った）。あなたがたに（わが偉力を）明示するためである。われは欲する者を，定めた時期まで胎内に置き，それから赤ん坊としてあなたがたを出生させ，それから成年に到達させる。あなたがたの中或る者は（若くして）死なせる者もあり，また或る者は何がしかを知った後，凡て忘れ去る程に弱まる老齢に返される者もある。またあなたは大地が枯れて荒れ果てるのを見よう。だがわれが一度それに雨を降らせると，（生気が）躍動し膨らんで，凡ての植物が雌雄で美しく萌え出る。
これはアッラーこそ真理であり，死者に生を与え，凡てのものの上に全能であられるからである。
本当に，（審判の）時はやって来る。それに就いて疑いの余地はない。本当にアッラーは，墓の中の者を甦らされるのである。
だが人びとの中には，アッラーに就いて知識もなく，導きもなく，また光明の啓典もなく，戯に批判し，
倣限な態度をとって，人びとをアッラーの道から迷わせようとする者がある。かれらは現世において，屈辱をなめ，またわれは審判の日に炎の懲罰を味わせる。
（その時言われよう）。「これは，あなたの手がやったことの報いである。アッラーはそのしもべたちに対し，決して不正をなされない。」
また人びとの中に偏見をもって，アッラーに仕える者がある。かれらは幸運がくれば，それに満足している。だが試練がかれらに降りかかると，顔を背ける。かれらは現世と来世とを失うものである。これは明白な損失である。
かれらはアッラーを外にして，自分に害もなくまた益もないものに祈る。これは遠く迷う者である。
かれらは自分を益するものよりも，害の方に近いものに向かって祈る。何と悪い保護者であり，悪い仲間であることよ。
アッラーは，信仰して善い行いに動しむ者を，川が下を流れる楽園に入らせられる。本当にアッラーは御望みのことを行われる。
アッラーは現世でも来世でも，かれ（使徒）を助けられないと考える者があれば，かれに天井に縄を張らせてみるがいい。それから（自らを地面から）切り離してみるがいい。（首を吊ること。）それでかれのその行為が，かれの怒りを取り除くことが出来るものか，よく眺めさせてみるがいい。
このように，われは明白な印（クルアーン）を下した。本当にアッラーは御望みの者を導かれる。
本当に（クルアーンを）信じる者，ユダヤ教を奉じる者またサービア教徒，キリスト教徒，拝火教徒そして偶像信者たち，アッラーは審判の日に，かれらを裁決なされる。本当にアッラーは凡てのことの立証者であられる。
あなたは見ないのか，天にある凡てのものが，アッラーに，サジダするのを。また地にある凡てのものも，太陽も月も，群星も山々も，木々も獣類も，また人間の多くの者がサジダするのを見ないのか。だが多くは懲罰を受けるのが当然な者たちである。またアッラーが見下げられた者を，誰も尊敬することは出来ない。本当にアッラーは御望みのことを行われる。〔サジダ〕
これら両者は，かれらの主に就いて論争する敵手である。それで（主を）拒否する者のために仕立てられるのは，炎の衣装であろう。かれらに頭上から熱湯が注がれて，
腹の中の物も皮膚も，それで溶かされるであろう。
その上，かれらには鉄の鞭が加えられる。
苦しさのため，そこから出ようとする度に，その中に押し戻され，「火炙りの刑を味わえ。」（と言われよう）。
本当にアッラーは，信仰して善行に励む（外の一団の）者を，川が下を流れる楽園に入らせられる。かれらはそこで，黄金の腕輪と真珠に飾られ，衣装はそこでは絹（ずくめ）であろう。
かれらは純正な言葉に導かれ，讃美すべき方の道に導かれる。
本当に信仰を拒否した者，（人びとを）アッラーの道から妨げる者，そこ（マッカ）の居住者であろうと，外来者であろうと凡て，われが人びとのために建立した聖なるマスジド（に入ること）を拒否する者，そしてその中で神聖を汚し不義を企む者には，われは痛ましい懲罰を味わせるであろう。
われがイブラーヒームのために，（聖なる）家の位置を定め（こう言った）時のことを思いなさい。「誰も，われと一緒に配してはならない。そしてタフーフ（回巡）する者のため，また（礼拝に）立ち〔キヤーム〕，立礼〔ルクーウ〕しサジダする者のために，われの家を清めよ。
人びとに，巡礼〔ハッジ〕するよう呼びかけよ。かれらは歩いてあなたの許に来る。あるいは，どれも痩せこけているラクダに乗って，遠い谷間の道をはるばる来る。
それは自らの（現世と来世の）御利益に参加し，また定められた日の間，かれがかれらに与えられた（犠牲の）家畜の上にアッラーの御名を唱え，それから『あなたがたはそれを食べ，また困窮している者にも食べさせなさい。』
それからかれらの必要な儀式を終え，誓いを果し，そして古来の家（カアバ）を，タワーフしなさい。」
以上（が巡礼の定め）である。アッラーの神聖（な儀式）を順守する者は，主の御許では最も善い者である。それから家畜は，あなたがたに読み聞かされたものを除き，（巡礼中の食料として）合法である。それで偶像の汚れから離れ，虚偽の言葉を避けなさい。
アッラーに純正に服従，帰依し，神々をかれに配してはならない。アッラーに神々を配する者は，丁度天から落ちて鳥に攫われた者のようである。または風が，かれを遠い所に吹き攫った者のようである。
以上（が定め）である。アッラーの儀式を尊重する態度は，本当に心の敬虔さから出てくるもの。
それら（の家畜）は，定めの期限まで，あなたがたに役立てたうえ古来の家（カアバ）の近くで犠牲として捧げられるのだから。
われは凡てウンマの（供儀の）儀式を定めた。かれが授けられる4つ足の家畜の上に，アッラーの御名を唱えなさい。本当にあなたがたの神は，唯一の神であられる。だからかれに服従，帰依しなさい。あなたは，謙虚な者たちに吉報を伝えなさい。
これらの者は，アッラーの御名が唱えられる時，心は畏怖に満ち，遭遇することによく耐え忍び，礼拝の務めを守り，またわれが授けたものを施す者たちである。
また（犠牲の）ラクダ（や牛）を，われはあなたがたのためアッラーの儀式用とした。それらにはあなたがたへの（多くの）利益がある。（犠牲に供えるに当り）並べて，それらの上にアッラーの御名を唱えなさい。そしてそれらが横ざまに倒れ（動かなくなっ）たならば，あなたがたはそれを食べ，また口に出して請わない者，物請いする者たちに食べさせなさい。このようにそれらをあなたがた（の用）に供させるのもあなたがたに感謝の念を起させるためである。
それらの肉も血も，決してアッラーに達する訳ではない。かれに届くのはあなたがたの篤信〔タクフー〕である。このようにかれは，それらをあなたがた（の用）に供させるが，これはあなたがたへのかれの導きに対し，アッラーを讃えさせるためである。善い行いの者たちに吉報を伝えなさい。
本当にアッラーは，信仰する者を守護なされる。アッラーは，裏切り者，恩を忘れる者を御好みになられない。
戦いをし向ける者に対し（戦闘を）許される。それはかれらが悪を行うためである。アッラーは，かれら（信者）を力強く援助なされる。
（かれらは）只「わたしたちの主はアッラーです。」と言っただけで正当な理由もなく，その家から追われた者たちである。アッラーがもし，或る人びとを外の者により抑制されることがなかったならば，修道院も，キリスト教会も，ユダヤ教堂も，またアッラーの御名が常に唱念されているマスジド（イスラームの礼拝堂）も，きっと打ち壊されたであろう。アッラーは，かれに協力する者を助けられる。本当にアッラーは，強大で偉力ならびなき方であられる。
（かれに協力する者とは）もしわれの取り計いで地上に（支配権を）確立すると礼拝の務めを守り，定めの喜捨をなし，（人びとに）正義を命じ，邪悪を禁ずる者である。本当に凡ての事の結末は，アッラーに属する。
仮令かれらが，あなたを虚言の徒であるとしても，かれら以前にも，ヌーフの民も，アードもサムードも（その預言者を）信じなかった。
またイブラーヒームの民も，ルートの民も，
マドヤンの住民も（信じなかった）。またムーサーも拒否された。それでもわれは不信者に猶予を与え，結局かれらに懲罰を与えた。われの拒否はどんなものであったのか。
われはをかれらが悪を行っている間に，如何に多くの町を滅ぼしたことであろうか。それらは，屋根を下にして倒れ潰れた。また（如何に多くの）井戸や堅固な城が見捨てられたことであろうか。
かれらは心に梧りが開けるよう，またその耳が聞くように，地上を旅しなかった。本当に盲人となったのは，かれらの視覚ではなく，寧ろ胸の中の心なのである。
かれらはあなたに，すばやい懲罰を求める。だがアッラーは約束に背かれない。本当に主の御許における一日は，あなたがたの計算する千年に当る。
われは，如何に多くの悪を行う都市を猶予し，それからこれらを処罰したことであろうか。帰り所はわれの許にあるのである。
言ってやるがいい。「人びとよわたしは，あなたがたにはっきり警告する（ため遣わされた）者である。」
信仰して善行に勤しむ者は，御赦しと栄誉ある糧を与えられる。
だがわが印を虚しくするように努める者は業火の仲間である。
あなた以前にわれが遣わした使徒や預言者でも，何か望みをもつと，悪魔がその欲望を唆したものであった。だがアッラーは，悪魔の誘惑を無にされ，御自分の印を堅固になされた。本当にアッラーは全知にして英明であられる。
かれは，悪魔の誘惑で，心に病のある者，心の頑固な者を試みなされる。本当に悪を行う者たちは，（真理から）遠くかけ離れる。
また知識を与えられている者たちは，この（クルアーン）があなたの主からの真理であることを知り，心を謙虚にしてそれを信じる。本当にアッラーは，信仰する者たちを正しい道に導かれる方である。
信仰のない者はそれに就いて疑いを抱き続けよう。（審判の）時が，突然かれらに襲いかかるか，災厄の日の懲罰が来るまでは。
その日，大権はアッラーの有である。かれは，かれらの間を裁かれる。それで，信仰して善い行いをした者は，歓喜の楽園に入る。
背信して，われの印を虚偽であるとした者には恥ずべき懲罰がある。
アッラーの道のために移住し，その後（戦いで）殺され，または死んだ者には，アッラーは必ず善美な糧を与えるであろう。本当にアッラーこそは，最も優れた給養を与える方であられる。
かれは，必ずかれらが喜ぶ所に入らせられる。本当にアッラーは全知にして聡明な御方である。
それは（こうである）。誰でも自分が被ったものと同じ報復をしたのに，また不当な仕打ちをされるならば，アッラーは必ずこの者を助けなされる。本当にアッラーは寛容にしてよく赦される御方である。
それは，アッラーが夜を昼の中に割り込ませ，また昼を夜の中に割り込ませるためである。本当にアッラーは全聴にして全視であられる。
これも，アッラーこそ真実であり，かれらがかれ以外に祈るものが偽りの（神の）ためである。本当にアッラーは至高にして至大であられる。
アッラーが天から水（雨）を降らせられれば，大地が緑になるのをあなたは見ないのか。本当にアッラーは親切にして知悉される御方である。
天にあり地にある凡てのものは，かれの有である。アッラー，本当にかれは，満ち足られる御方，讃美されなべき御方である。
あなたは見ないのか。アッラーは地上の凡てのものをあなたがたに従わせ，かれの命令によって，船を海上に走らせられる。また天をかれの御許しなく地上に落ちないよう支えられる。本当にアッラーは人間に，優しく慈悲を垂れられる御方である。
かれこそはあなたがたに生を授け，間もなく死を与え，それからまた甦らせられる方である。本当に人間は恩を忘れる。
われは凡てのウンマに守られるべき儀式を定めた。それでこれに関し，かれらにあなたと論争させてはならない。あなたの主に（かれらを）招きなさい。本当にあなたは，正しい導きの上にいる。
かれらがもしあなたがたと論争するならば，言ってやるがいい。「アッラーは，あなたがたの行うことを最もよく知っておられる。
アッラーは審判の日に，あなたがたがそれに就いて相違したことに関し，あなたがたを裁かれる。」
あなたはアッラーが，天にあり地にある一切を知っておられることを知らないのか。それは凡て記録に載せてある。それは，アッラーにおいては容易なことである。
かれらはアッラーを外にして，何の権威も授かっていないもの，またそれに就いて何の知識もないものを崇拝している。悪を行う者には援助者もない。
われの明瞭な印が読誦される時，あなたは信仰しない者たちの顔に，拒絶の色が浮かぶのを認めるであろう。かれらにわが印を読誦する者に向かって，攻撃を加えようとさえする。言ってやるがいい。「わたしはそれよりも更に悪いものを，あなたがたに告げようか。それは火獄である。アッラーは信仰しない者たちに，それを約束なされる。何と悪い住居であることよ。」
人びとよ，一つの比(輪?)を説くから，それを謹んで聞きなさい。本当にあなたがたがアッラーの外に祈るものは，仮令かれらが束になっても，一匹の蝿（さえ）も創れない。また蝿がかれらから何か奪い去っても，それを取り戻すことも出来ない。祈る者も，祈られる者も，全く力がないのである。
かれらは，アッラーの真価の程を評価していない。本当にアッラーは強大にして偉力ならびなき御方である。
アッラーは，天使と人間の中から，使徒を選ばれる。本当にアッラーは全聴にして全視であられる。
かれは，かれらの前にあるものも，かれらの後ろに有るものをも知っておられる。アッラーの御許に（凡ての）事物は帰されるのである。
あなたがた信仰する者よ。立礼〔ルクーウ〕しサジダして，あなたがたの主に仕えなさい。そして善行に動しめ。必ずあなたがたは成功するであろう。〔サジダ〕
アッラーの（道の）ために，限りを尽くして奮闘努力しなさい。かれは，あなたがたを選ばれる。この教えは，あなたがたに苦業を押しつけない。これはあなたがたの祖先，イブラーヒームの教義である。かれは以前も，またこの（クルアーン）においても，あなたがたをムスリムと名付けられた。使徒はあなたがたのための立証者であり，またあなたがたは人びとのための立証者である。だから礼拝の務めを守り，定めの喜捨を行い，確りとアッラーに縋りなさい。かれはあなたがたの守護者である。何と優れた守護者，何と優れた援助者であることよ。
