天にあり地にあるす凡てのものを所有なされるアッラーに讃えあれ。来世においても，讃えはかれのものである。かれは英明にして凡てに通じておられる。
かれは大地に入るもの，またそれから出るものを凡て知っておられ，また天から下るもの，ならびにそこに上るもの凡てを知っておられる。かれは慈悲深く寛容であられる。
信仰のない者は，「（審判の）時は，わたしたちには来ないであろう。」と言う。言ってやるがいい。「いや，主に誓って，それは必ずあなたがたにやって来るのである。幽玄界までも知っておられる主に誓って。天においても地においても，微塵の重さでも，かれから免れられるものはない。またそれより小さいものも大きいものも，明確な書に記されないものはない。
それはかれが，信仰して善行をする者に，報われるためである。これらの者にこそ，寛容と寛大な御恵みがあろう。
だがわれの印を虚しくするために努力する者，これらの者には痛ましい懲罰があろう。
知識を授かった者なら，主があなたに下されたものは真理であって，それが偉力ある方，讃美すべき方の道に導くものであることが分るであろう。」
不信者たちは（嘲笑して）言う。「あなたがたが粉々にされ散らされた後で，新しく創造されるなどと告げる人間を，教えましょうか。」
だがかれはアッラーに就いて，虚偽を言ったのか。それとも気違いになってしまったというのか。いや，かれらは来世を信じない，懲罰の中にいる酪い心得違いの者である。
かれらはかれらの前後にある天と地を見ないのか。もし欲するならば，われがかれらを大地に呑ませ，または天の一角をかれらの上に落とすであろう。本当にその中には悔悟して主に返ろしもベにとっての印がある。
われは，且つてダーウードに恩恵を授け（て言っ）た。「山々よ，ダーウードと共に（われを）讃えなさい。また鳥たちも。」われはまた，かれのために鉄を軟らかにして，
（言った）。「あなたは鎖帷子を造り，環をよく整えなさい。そして善行に勤しめ。本当にわれは，あなたがたの所行をよく見ている。」
またスライマーンには風を（支配させ），（その風の一吹きで）一朝に一ケ月（の旅路）を，また―夕に一ケ月（の帰路）を（旅させた）。またわれはかれらに熔けた銅の泉を湧き出させた。また主の御許しによりあるジン（幽精）に，かれの面前で働かせ，かれらの中われの命令に背く者には，烈しい(焔?)の懲罰を味わわせた。
かれらは，かれ（スライマーン）のためにその望む高殿や彫像や池のような水盤，また固定した大釜を製作した。（それぞれの持場で）「あなたがたは働け，ダーウードの家族よ，感謝して働け。」だがわれのしもベの中で感謝する者は僅かである。
われがかれ（スライマーン）に死の断を下した時も，かれらにその死を知らせたのは，一匹の地の虫がかれの杖を蝕ばんだことであった。それでかれが倒れると，ジンたちは（始めて）悟った。もしも幽玄界のことを知っていたならば，恥辱の懲罰に服している要もなかったのに。
本当にサバアでも，その住まいに一つの印が授けられていた。右側と左側の2つの果樹園。（そしてかれらに仰せられた。）「あなたがたの主の与える食物を食べ，かれに感謝せよ。土地は立派で，主は寛大であられる。」
だがかれらは（アッラーから）背き去った。それでわれは，かれらに洪水を送り，かの2つの園を，柳と僅かばかりのハマナツメの苦い実を結ぶ園に変えた。
そのようにわれは，かれらが不信心であったために報いた。われが，不信心（恩を忘れる）者以外に報復などしようか。
われはかれらと，われが祝福した都市との間に，（旅人が）見付け易い幾つかの町を設け，その旅程を定めた。「昼も夜も安全に旅をしなさい。」
それなのにかれらは言った。「主よ，わたしたちの旅程の間隔をもっと遠くして下さい。」こうしてかれら自らその身を誤まった。われはかれら凡てを粉々にして散らし，（後の人の）語り草とした。本当にこの中には，堅忍して感謝する者たちへの（われの）印がある。
イブリースはかれらについて，かれの思惑が図に当たつた。そこでかれらは一部の信者を除き，（凡て）かれに従った。
しかしかれ（悪魔）は，かれらに対して権威があった訳ではなかった。われは，来世を疑っている者と信じる者を識別しようとしたに過ぎない。本当にあなたがたの主は凡てのことを見守っておられる。
言ってやるがいい。「アッラーを差し置いてあなたがたが（神であると）主張していたものたちに祈るがよい。そんな神々は，天においても地においても微塵の力もない。またその（創造）に当っては，何ら役割を持たず，アッラーにしてもそんな助力者を必要とはしていない。」
かれが御許しになられた者の外，御前での執り成しは無益である。やがてかれらの心の怖れが消えると天使たちは言う。「あなたがたの主は，何と仰せられたのですか。」するとかれらは（答えて），「真理でした。かれは，至高にして至大の御方です。」という。
言ってやるがいい。「天地からあなたがたに扶養を与えるのは誰なのか。」言ってやるがいい。「アッラーであられる。要するにわたしたちか，またはあなたがたのどちらかが導きの上にあり，どちらかが迷っている。」
言ってやるがいい。「あなたがたは，わたしたちの犯した罪に就いて問われず，わたしたちもまた，あなたがたが行ったことに就いて問われない。」
言ってやるがいい。「主は一斉にわたしたちを召され，真理に基いてわたしたちの間を裁かれる。かれは真の裁決者で全知におわします。」
言ってやるがいい。「あなたがたが，同位の者としてかれに，配するものをわたしに見せなさい（決して出来ないであろうが）。」いや，かれこそはアッラー。偉力ならびなく英明であられる。
われは，全人類への吉報の伝達者また警告者として，あなたを遺わした。だが人びとの多くは，それが分らない。
かれらは，「あなたの言葉が真実なら，この約束（審判の日）は何時（やって来るの）ですか。」と言っている。
言ってやるがいい。「あなたがたへの約束の日は，あなたがたが一刻も取り戻せずまた先んじることも出来ない（日である）。」
信じない者は，「わたしたちはこのクルアーンも信じないし，またこれ以前にあった啓典も信じません。」と言う。不義を行った者が，主の御前に立たされる時の姿を，あなたに見せてやりたいもの。かれらは互いに（外に罪を負わせて）罵り合う。無力であった者は微慢であった者に言う。「あなたがたが，いなかったら，わたしたちはきっと，信者になっていましたのに。」
倣慢であった者は，無力であった者に言う。「導きがあなたがたに届いた後，あなたがたをそれらから背かせたのは，わたしたちであったというのか，いや，あなたがたこそ罪作りであった。」
無力であった者は傲慢であった者に言う。「いや，夜となく昼となく，（あなたがたは）策謀をしていました。現にアッラーを信じないし，かれに同位者を立てるよう，あなたがたは（不断に）命令しました。」かれらは懲罰を見るに及んで，後悔する。われは不信心な者の首に枷をかける。かれらは，その行ったことで，報いを受けるだけである。
われが町に，警告者を遣わす度に，そこの富裕な者たちは，「あなたがたが遺わされたことを，わたしたちは信じません。」と決まって言ったのである。
「また，わたしたちは多くの財産と子女があるので，懲罰される（ような）ことはありません。」とも言った。
言ってやるがいい。「本当にわたしの主は，御心のままに豊かに御恵みを与えられ，また乏しくもなされる。だが人びとの多くは理解しない。」
あなたがたをわれにもっと近づけるものは，財産でも子女でもない。信仰して善行に勤しむ者は，その行いの倍の報奨を与え，高い住まいが保証される。
またわれの印を頓座させるために努力する者は，懲罰に引きたてられる。
言ってやるがいい。「本当にわたしの主は，そのしもべの中から御心に適う者に，御恵みを豊かに与えまた或る者には乏しく授けられる。かれはあなたがたが（主の道のために）施すものはすべて返される。かれは最も優れた御恵を与える方であられる。」
一斉にかれらを召集なされる日。かれは天使たちに向かって仰せられよう。「これらの者は，あなたがたを崇拝していたのか。」
かれら天使たちは（答えて）言う。「あなたに讃えあれ。あなたはわたしたちの愛護者であられます。だがかれらはその限りではありません。かれら（人々）はジンを崇拝していました。多くの者は，かれら（ジン）の信者でした。」
あなたがたはこの日，お互いに益にも害にも役立たない。われは不義を行っていた者たちに言う。「あなたがたが偽りとしていた，火獄の懲罰を味わえ。」
明白なわれの印が，かれらに読誦されても，かれらは言う。「これは一人の男が，あなたがたの祖先の崇拝していた神々から背かせようとするのである。」また言う。「これは只捏造した，作りごとである。」また真理を信じない者たちは，それがかれらに現われると，「これは明らかに魔術に過ぎない。」と言う。
われは（前もって），かれらの学び得る啓典を下していた訳ではない。またあなた以前に，どんな警告者もかれらに遣わさなかった。
かれら以前の者も（真理）を嘘であるとした。われが昔の人々に与えたものは（マッカの人びとにとっては）十分の一にも達しない程（優遇）したのに，われの預言者を嘘つき呼ばわりした。わが怒りは何と激しかったことか。
言ってやるがいい。「わたしは忠告する。あなたがたはアッラーの御前に，2人ずつまたは1人ずつ立ってよく考えなさい。あなたがたの同僚は，気違いではない。かれは厳しい懲罰の（下る）以前に，あなたがたに警告するに過ぎない。」
言ってやるがいい。「わたしは，どんな報酬もあなたがたに要求しない。それは（凡て）あなたがたのものである。わたしは報酬を，只アッラーから（戴く）だけである。かれは凡てのことを立証される。」
言ってやるがいい。「本当にわたしの主は，（しもベに）真理を投げかけられ，見得ないものを知り尽くされる。」
言ってやるがいい。「真理（イスラーム）は下り，偽り（邪神）は何らその後創造することもなくまた再び繰返すこともない。」
言ってやるがいい。「仮令わたしが迷っても，只わたし自身（を損なう）だけである。また，もし導かれているならば，それは主がわたしに啓示された御陰である。本当にかれは全聴にして至近におわす方であられる。」
かれら（不信者）が恐怖に震える姿を，あなたに見せたいもの，かれらは逃れる道もなく，近い所から捕えられる。
その時かれらは，「わたしたちはそれを信じます。」と言う。（そんな）遠方からでは，どうして（信仰が）得られようか。
以前にもかれらは信じようとはしないで，遠方から幽玄界のことに就いて推測するばかりであったではないか。
以前，かれらの同類に対してなされたように，その熱望するもの（信仰）とかれらとの間に，障壁が置かれよう。本当にかれらは，邪推深い疑いの中にいるのである。
