（ムハンマドは）眉をひそめ，顔を背けた。
一人の盲人がやって来（て話が中断され）たためである。
あなたにどうして分ろうか，かれは清められるかも知れないことが。
または訓戒を受け入れて，その教えはかれを益するかもしれないことが。
だが何の助けもいらない者（財産家）には，
（関心をもって）応待する。
しかもかれが自ら清めなくても，あなたに責任はない。
だが熱心に（信仰を）求めてあなたの許に来た者で，
畏敬の念を抱いている者には，
あなたは軽視した。
断じてそうであるべきではない。本当にこれ（クルアーン）は訓戒である。
だから誰でも望む者には，訓戒を念じさせなさい。
それは（アッラーの御許にある）帳簿に記されているもの。
至高にして清純なもの。
書記たち（天使）の手で（記録されたもの）。
気高く敬虔な（書記たち）。
人間（不信心者）に災いあれ。何とかれは忘恩なことよ。
かれはどんなものから，かれを創られるのか。
一滴の精液からである。かれは，かれを創り，それから五体を整えられ，
（母の胎内からの）かれの道を容易になされ，
やがてかれを死なせて墓場に埋め，
それから御望みの時に，かれを甦らせる。
いや，かれが命じられたことを，（不信仰者は）果さなかった。
かれに，自分の食物に就いて考えさせてみるがよい。
本当にわれは，水（雨）を豊かに注ぎ，
次いで大地を裂いて切れ切れにし，
そこに生長させるものには，穀物，
またブドーや青草，
オリーブやナツメヤシ，
繁茂した庭園，
果物や牧草（がある）。
あなたがたとあなたがたの家畜のための用益である。
やがて，（終末の）一声が高鳴り，
人が自分の兄弟から逃れる日，
自分の母や父や，
また自分の妻や子女から（逃れる日）。
その日誰もかれも自分のことで手いっぱい。
（或る者たちの）顔は，その日輝き，
笑い，且つ喜ぶ。
だが（或る者たちの）顔は，その日挨に塗れ，
暗黒が顔を覆う。
これらの者こそ，不信心な者，放蕩者である。
